キエリテンは南・東アジアの森林にすむテンの仲間で、黒っぽい頭と金色ののどが目立ちます。
頭は黒または濃い茶色、背と腹は薄い茶色から黄色で、胸とのどは黄色または金色です。毛色には個体や亜種による差があり、夏毛は冬毛より暗くくすんで見えます。
中国東北部の太平溝自然保護区で、キエリテンとクロテンの分布を2022年から2023年に調べました。歩いて痕跡を探す調査と60台の赤外線カメラを組み合わせ、キエリテンの記録地点から生息適地を推定しました。モデルには35地点の記録が使われ、環境条件との関係が分析されました。全体では47地点でキエリテンの痕跡が確認され、カメラ3台にも写りました。足跡などの痕跡も記録されています。
キエリテンの生息適地は約23.28平方キロメートルと推定され、そのうち15.73平方キロメートルがクロテンの適地と重なりました。環境の使い方の重なりを示す指数は0.56でした。モデルには標高や傾斜、道路や森林からの距離などの条件が使われました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
モデルでは、太平溝保護区のキエリテンの適地は23.28平方キロメートルで、15.73平方キロメートルがクロテンの適地と重なりました。