ペルーゲマルジカは、短く力強い脚でアンデスの急斜面を移動するシカです。オスの枝分かれした角と、顔の黒いY字模様が目印です。
体はがっしりし、脚は短く力強いです。オスには枝分かれした角があり、顔の黒いY字模様はオスでよりはっきりします。
ペルーゲマルジカ(タルカ)は、チリ北部アンデスの高地に暮らすシカです。2024年の研究は、タラパカ州のチアパ近く、標高3,290メートルの約40ヘクタールで、雨季にあたる3月と乾季にあたる10月の食べ物を調べました。研究者はふんに残った植物片を分析し、農地に接する牧草地で何を食べているかを比べました。
両季節とも食べ物の中心はアルファルファでした。調査地の食餌に占める割合は雨季が27.6%、乾季が53.9%で、野生の草本植物や低木も食べていました。園芸作物は全体の約1.3%で、雨季の試料からだけ確認されました。雨季は草本の双子葉植物の比率が高く、アストラガルス属の草本は両季節に食べられていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
チリ北部タラパカ州のチアパ近くでは、アンデス山麓の農地に接する約40ヘクタールで、タルカの食餌が雨季と乾季に調べられました。どちらの季節もアルファルファが最も多く、割合は雨季27.6%、乾季53.9%でした。草本植物や低木も食べられ、園芸作物は雨季の試料から約1.3%確認されただけでした。調査地の植生は低木が優占する半低木草原で、地面を植物がおおう割合は雨季25.3%、乾季26.3%でした。アストラガルス属の植物も両季節の食餌に含まれ、アルファルファの割合との間に負の相関がありました。調査は標高約3,290メートルの約40ヘクタールで行われ、3月と10月の試料が季節比較に使われました。調査区は農地に接する山麓の牧草地でした。