アフリカの草原や開けた林にすむイヌの仲間です。黒・白・黄褐色のまだら模様は、個体ごとに異なります。
大きな丸い耳と細長い脚を持ち、ふさふさした尾の先は白くなっています。
リカオンは、群れで狩りをし、子どもの世話も分担するイヌの仲間です。群れの仲間は声やあいさつの行動で交流し、狩りに出た個体が、巣で待つ親や子へ食べ物を戻すことがあります。広い範囲を動く暮らしは、生息地の分断や人との衝突の影響を受けます。
2026年、ジンバブエのマトゥサドーナ国立公園へ、二つの群れ、合わせて20頭が移されました。公園内の専用施設で数週間過ごし、新しい環境になじみ、仲間とのつながりを整えてから放す方法です。個体だけでなく、すでにある群れの関係も保ちながら進めています。
おとなには位置を知らせる首輪を付け、集落へ近づいたときには見守る担当者へ知らせます。地域の連絡担当者や公園の職員が協力し、人と動物の衝突を減らそうとしています。病気や生息地の減少への対応とともに、群れが移した先で暮らしていける環境を整える取組です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
生息地の分断、人との衝突、病気などが脅威です。ジンバブエの再導入事業では、群れを移す作業と、首輪による見守り、集落へ近づいたときの連絡、地域との協力を組み合わせています。