アナンキョクオットセイは、南極の北側にある島々で繁殖し、岩の多い海岸と周辺の海を行き来するオットセイです。
オスは背がこげ茶から黒く、胸と顔は黄色で、興奮すると頭の黒い毛が立つことがあります。メスは背が暗い灰色からこげ茶で、胸・首・顔は淡い黄色です。
アナンキョクオットセイを含む4種のアザラシについて、打ち上げられた死亡個体の胃と大腸の内容物を調べた研究です。試料は亜南極地域の複数地点で集められ、アナンキョクオットセイは二つの群に分けて比較されました。対象はケープオットセイ、アナンキョクオットセイ、カニクイアザラシ、ロスアザラシです。研究者は核磁気共鳴分光法で試料中の成分を測りました。
五つの群の胃と大腸の試料から、既知の代謝物29種と未知の代謝物8種が確認されました。胃の成分4種と大腸の成分1種は、調査したアザラシの種間で明確な差を示しませんでした。著者らは、食べ物をより正確に示す成分を見つけるため、信頼できる指標の開発が必要だと述べています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
研究者は、胃の4成分と大腸の1成分にアザラシの種間で有意な差がないことを報告しました。著者らは、食べ物をより正確に示す信頼できる生体指標を今後開発する必要があるとしています。