キタキリンは、長い首を持ち、西・中央・東アフリカの一部に暮らすキリンです。
大きな茶色の斑を、淡い色の地が囲みます。脚の下部には斑がなく、白い靴下をはいたように見えます。
キタキリンの仲間であるヌビアキリンでは、ウガンダの保護区の間で個体を移し、新しい生息集団を作る取組が行われてきました。移す先を増やすことで、一か所の環境の変化に影響が集中することを減らし、小さな集団も支えようとしています。
2015年には、マーチソン・フォールズ国立公園からレイク・ムブロ国立公園へ15頭が移されました。その後は、別の保護区への移送や、ナイル川の南側への移送も進められています。獣医師が作業を見守り、一部の個体には移した後の行動を追う装置が付けられました。
その後の研究では、体の模様で個体を見分け、移した場所と元の場所の頭数の変化を調べました。移した先では集団が育ち、元の場所も増加または安定した傾向が示されました。移送先だけでなく、送り出した集団も合わせて見守ることが、保全の判断を支えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ウガンダのヌビアキリンでは、保護区の間で個体を移し、生息集団を増やす取組が行われています。模様で個体を見分け、送り出した場所と受け入れた場所の両方の集団を追い、次の保全の判断に役立てています。