アメリカ大陸にすむ大型のネコです。すらりとした体に長い尾があり、成獣の毛は黄褐色から灰褐色です。
喉と胸は白っぽく、尾の先や耳の後ろは黒くなっています。
人の家が広がるコロラド州の山すそで、ピューマはどんな時間に動くのでしょう。北部フロントレンジで、研究者は2007年から2015年にGPS首輪を付けた76頭の行動を調べました。住宅が特に密集する地域での位置記録の83%は、午後10時から午前5時の夜間に集まりました。ピューマは住宅地を強く避ける一方、その一部を夜に利用していました。研究者たちは、人の活動が少ない時間へ動きをずらしていると考えています。
位置記録から人との衝突行動が報告されたのは、調べたピューマの24%でした。また、餌を食べた場所を確認した個体の39%で、家畜など飼育動物を食べた跡が見つかりました。広い自然地と住宅地がつながる場所では、同じピューマでも人との関わり方が異なり、時刻や個体ごとの行動がその暮らしに影響していました。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界
ピューマのIUCNレッドリスト上の世界評価は低懸念(LC)です。評価は2014年4月17日に行われ、2015年に公表されました。評価で示された野生個体数の傾向は減少です。IUCNネコ科専門家グループは、生息地の減少や分断、人による迫害を主な脅威として挙げています。同グループの資料では、フロリダパンサーは北米の絶滅危惧個体群として区別されています。