豪州東部の地域資料では、水草の多い淡水域で暮らす小さなカモとして紹介されています。
とても小さなカモで、黒く短いくちばしを持ちます。
インド北東部アッサム州の湿地で行われた研究では、繁殖期にナンキンオシ203羽が観察されました。記録は2006年と2009年の調査を含み、研究者は個体数に加えて成鳥や雛が生き残る割合も調べました。小さな体で水面を泳ぐこのカモの繁殖は、親鳥だけでなく、孵化した雛が成長する過程にも左右されます。
成鳥の生存率は0.94〜0.99と高く推定された一方、雛の生存率は2007〜2009年に約0.1〜0.3でした。調査地では、親鳥と雛で生き残り方に大きな差が見られています。繁殖期に水辺を使うナンキンオシの暮らしを考えるとき、巣立つ前の雛が過ごす湿地にも注目できます。さらに、2006〜2008年に死亡した計22羽のうち7羽は、狩猟で殺されたと報告されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
アッサム州の複数の調査地では、2006年と2009年の繁殖期にナンキンオシ203羽が観察され、2007〜2009年の雛の生存率は約0.1〜0.3と推定されました。繁殖地の湿地を守るときは、成鳥の利用だけでなく、雛が育つ水辺の状態にも目を向ける必要があります。