イベリア半島と地中海西部に自然分布するムクドリの仲間です。成鳥の羽は黒く光り、季節でくちばしの色や羽の斑点が変わります。
成鳥の体は光沢のある黒色で、冬は淡い羽先が斑点に見えます。夏のくちばしは黄色く、オスは付け根が青み、メスは桃色を帯びます。冬は暗色になり、幼鳥は茶褐色です。
スペイン中央部では、2004年に巣箱を置いたムジホシムクドリのコロニーを3年間調べました。DNAと巣箱の記録を使い、どの親がひなを育てたかを追いました。初年は77箱のうち37箱で、同じオスが複数の巣でひなを育てていました。父親の約30%は、別々のメスの子の父親でした。
2006年には、複数の巣でひなを育てる父親の割合が約12%に下がりました。一方、別のメスの巣に卵を産むメスは増えました。研究者は、新しく繁殖に加わった鳥が増え、巣や相手をめぐる競争が強まったことと行動の変化が関係すると考えました。
DNAで親を調べると、複数の巣でひなを育てるオスだけでなく、別のメスの巣に卵を産むメスも見つかりました。巣箱の位置も調べ、巣が近い場所でこうした行動がどう現れるかを比べました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
巣箱を置いた初年に、すべての巣箱が使われました。その後の2年間で、複数の巣でひなを育てるオスは減り、別のメスの巣に卵を産むメスは増えました。研究者は、新しく繁殖に加わった鳥と、巣や相手をめぐる競争が関係したと考えました。