タスマニアにすむ亜種P. g. gunniiは、草地と残された森林が混じる場所を利用します。長い鼻で土を探り、昆虫やミミズを探します。
タスマニア亜種は後ろ腰に特徴的な淡い横帯があり、長い鼻で芝生や土に穴を開けて昆虫やミミズを取り出します。
タスマニアのヒガシシマバンディクートでは、2008〜2011年に集めた85個体の遺伝情報を使い、地域ごとの違いが調べられました。解析では、遺伝的に隔てられた二つの集団と、島内の細かな違いが見つかりました。地形の境界や距離に沿った差があり、過去または最近の移動を示す証拠はほとんどありませんでした。
同じ集団の中でも、個体ごとの遺伝の多様さには最大約2倍の開きがありました。多様さは集団内でも一様ではなく、タスマン半島では低い個体の割合が他地域より高い一方、多様さの高い個体も確認されました。論文は、地域ごとの傾向と個体差を合わせて見ることが、支援が必要な集団や移送候補を探す手がかりになると述べています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
調査したタスマン半島では、遺伝の多様さが低い個体が他地域より多く見つかりました。著者らは、地域ごとの遺伝情報と個体差を合わせて評価すると、支援が必要な集団や保全目的で移す個体を検討する手がかりになるとしています。