クロスキハシコウは、緑色の光沢を帯びた暗色のコウノトリです。くちばしの上下にはすき間があり、殻のある貝類を食べるのに役立ちます。
体は暗色で緑がかった光沢があり、長い首と脚を持ちます。くちばしの上下にある特徴的なすき間が識別の手がかりです。
ボツワナのオカバンゴ・デルタでは、2018年の洪水後にカナナの水鳥繁殖地ができました。研究者はドローンで約3万9500平方メートルを撮影し、樹上で繁殖する複数種を画像から半自動で数えました。クロスキハシコウもその対象でした。
クロスキハシコウの黒い羽は、水面や暗い背景と似ていて、最初は画像の中で背景と間違われました。画像の判定を見直すと、この種を見つける正確さは99%になりました。カナナの全種合計も、補正後の数が手作業の数え方との差2%以内に収まりました。
オーストラリアのユーリムバでは、別の水鳥がヨシや低木の中で繁殖していました。ボツワナのカナナとは植物や背景が異なり、画像の色や形に合わせて数え方を調整する必要性も比べられました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
カナナの調査では、クロスキハシコウを背景と誤分類する問題を確率の見直しで補正し、検出精度を99%にしました。補正後の全種合計は手作業の数え方との差が2%以内でした。