ユキヒョウは、中央アジアの山地に暮らすネコです。厚い毛と長い尾を持ち、岩の多い斜面を移動します。
太く長い尾を、休むときには体に巻き付けます。
ユキヒョウの長い尾は、岩場を動くときにバランスを取る助けになります。休むときには、その太い尾を体に巻き付けます。足の裏にも毛があり、雪のある斜面を歩く暮らしに合った姿をしています。山の動物を狙って近づき、飛びかかる狩りをします。野生では、季節によって活動する時間帯がどのように変わるかも調べられています。
モンゴル南部のトスト山地で2010年4月〜2020年1月に集めた17頭(オス10頭、メス7頭)の加速度計記録では、夏は夜間や夜明けに活動している時間の割合が増え、日中や夕暮れには減りました。捕殺地点にいる期間と、生後5か月までの子を連れた母親の記録を除いて分析した結果です。
山を歩くときには、岩や木ににおいを残し、ほかの個体へ存在を伝えます。離れて暮らす動物も、通り道に残るにおいを使ってやり取りします。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
毛皮などを目的とした密猟と、家畜を襲うことで起こる人との衝突が脅威です。放牧地の管理や家畜被害への補償など、地域の暮らしと組み合わせた保全が行われています。