トラは、しま模様のある大型のネコです。多くは単独で暮らし、獲物にそっと近づいて襲います。
シカやイノシシなどを狙って待ち伏せします。泳ぎも得意で、水辺で休むことがあります。
トラは水に入り、池や川で体を休めることがあります。獲物を追って川を渡ることもある、力強い泳ぎ手です。一方、狩りでは静かに近づき、待ち伏せしてシカやイノシシなどを捕らえます。単独で暮らす大きなネコが何を食べるかは、その場所にいる動物にも関わります。野生へ戻されたトラの調査では、獲物と家畜の両方が調べられています。
2009〜2014年にインド中部のパンナ・タイガー保護区で再導入個体とその子世代10頭(メス6頭、オス4頭)の捕殺記録を調べた研究では、野生のサンバーやニルガイ、アクシスジカに加え、ウシやスイギュウも獲物に含まれていました。
木をひっかいた跡や尿のにおいも、ほかのトラに存在を伝える手段です。母親と子どもの間では、親しみを示す短い鼻息のような声も使われます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
密猟と、生息地の減少や分断が脅威です。スマトラでは、足跡や糞、カメラ、GPSなどを使い、生息地の使い方を調べる取り組みがあります。