アジア大陸と周辺の一部の島にすむ小型のヤマネコです。体に暗い斑点があり、毛色や模様は地域によって異なります。
耳の後ろは黒く、中央に白い斑点があります。顔には額や頬を通る暗い線があります。
台湾中部の農村で、研究者はベンガルヤマネコ7頭を2019年から2021年まで追い、昼に休む場所と夜の動きを調べました。休み場所は自然の草木が茂り、見通しが2メートル未満の場所に多く、低木、アシ、石がよく見られました。休み場所のある植生区画は、無作為に選んだ場所の区画より広く、同じ区画が繰り返し使われていました。
川沿いの個体は川辺の林を、山あいの個体は森林や川床をよく利用するなど、選ぶ環境には暮らす場所による違いもありました。夜の動きでも自然の林や川辺が使われ、果樹園や道路に近い場所は、とくに昼の休息場所として選ばれにくい傾向でした。農地が広がる地域の中でも、身を隠せる草木の茂みが休息に利用されていました。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界
IUCNレッドリストでは、ベンガルヤマネコ(Prionailurus bengalensis)は世界全体で低懸念(LC)です。評価日は2021年12月29日で、2022年評価の改訂版が2023年に公開されました。個体群の傾向は安定とされています。IUCNネコ科専門家グループの種紹介は、多くの地域で個体数や推移の情報が不足し、国別の区分としてネパールを危急、バングラデシュを準絶滅危惧と記載しています。世界評価の対象は、スンダヤマネコ(Prionailurus javanensis)を含まないベンガルヤマネコです。