サハラ砂漠などの砂地にすむ小さなキツネです。大きな耳と淡い毛色が目立ちます。
大きな耳は熱を逃がし、砂の下を動く獲物の音を探すのにも役立ちます。足裏の毛は熱い砂から足を守ります。
フェネックは、大きな耳で砂の下の獲物の音を聞き、四本の足で砂を掘って食べ物を探します。夜には一匹で狩りをしますが、家族で同じ巣穴を使うこともあります。果実や根、葉も食べ、食べ物から水分を得ます。
日中は、自分で掘った地下の巣穴に入って、最も暑い時間を避けます。通路は枝分かれし、出入口がいくつもある巣もあります。複数の家族が、つながった複雑な巣穴を共有する例もあります。地上の暑さを避ける場所が、家族の暮らす場所にもなっています。
子が生まれる前後には、オスがメスを守り、母親が子を育てる間に食べ物を運びます。生まれた子には毛がありますが、目は閉じています。人に見せたり観光客へ売ったりするための捕獲などが脅威です。砂漠に合った体と地下の家を持つ動物にも、人の活動との関わりがあります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
人に見せたり観光客へ売ったりするための捕獲や、狩猟が脅威です。人の居住地が広がり、生息地に入り込む例もあります。