北アメリカにすむ、短い尾のヤマネコです。褐色の毛に暗い斑点やしまが入ります。
耳の先には短い毛の房があり、頬の毛が左右へ張り出しています。耳の後ろと尾の先は黒い色です。
ボブキャットとカナダオオヤマネコは、同じ場所を選ぶのでしょうか。カナダ・オンタリオ州のヒューロン湖北岸は、両種の生息域が重なる地域です。研究者は2017年と2018年の冬に雪上の足跡を追い、使われた道と、その100メートル横に置いた未使用の道を両種それぞれ30組比べました。広い範囲では、ボブキャットの足跡は湖岸寄り、オオヤマネコはより北側に多く、オオヤマネコのいた場所には深い雪やノウサギの足跡、針葉樹林が多くありました。
一方、道沿いの細かな環境を調べると、両種とも雪が浅く、ノウサギの足跡と針葉樹林が多い場所を選んでいました。広い範囲での分布は異なっても、日々使う場所の選び方には共通点が見られます。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界
IUCNレッドリストは、ボブキャット(Lynx rufus)を世界全体で「低懸念(LC)」と評価しています。評価日は2016年2月11日、掲載年は2016年で、個体数の傾向は安定とされています。
南カリフォルニアのサンディエゴ郡では、カメラとGPS首輪を使った研究で、個体は開発地を避ける一方、開発地に囲まれた自然地では生息密度が高い傾向が報告されました。これは人の開発が進む地域での結果です。