淡いピンクの羽を持つフラミンゴで、南米の海岸や高地の湖に暮らします。浅い水の小さな食べ物をくちばしでこし取ります。
羽は淡いピンク色で、脚の中央に見えるかかとの関節と、水かきのある足先は赤色、脚のほかの部分は灰色です。
チリーフラミンゴは、南アメリカの浅い湖や入り江などに暮らします。群れの子育てを支える場所の一つが、動物園の繁殖施設です。エディンバラ動物園では2025年9月4日、九年ぶりとなるヒナがかえりました。長い間ヒナのいなかった群れに、新しい子育てが始まった出来事でした。
飼育員は卵を専用の設備で温め、その間、親の巣には模型の卵を置きました。親は巣で卵を温める行動を続け、殻を割り始めた卵が巣へ戻されました。設備で卵を守る作業と、親鳥が行う世話をつなぐ方法です。園の種紹介には、2025年に生まれた二羽が群れの仲間として紹介されています。
野生では、子育ての水辺そのものにも課題があります。卵の採集や生息地の変化が繁殖に影響し、アルゼンチンのマル・チキータ湖では、水のくみ上げや塩分の変化が脅威として報告されています。親が巣を構えられる場所と、群れが暮らす水の環境を守ることが、野生の子育てを支えます。
IUCNレッドリスト(保全機関の種紹介掲載) · 準絶滅危惧(NT) · 世界
卵の採集、生息地の変化、人による妨害などが脅威です。繁殖する水辺や、季節の移動先となる湿地の環境を保つことが、群れの暮らしと子育てを支えます。