オスとメスとも角を持ち、岩場をつかむひづめを備えた山の動物です。
オスとメスとも角があり、メスの角はオスより細く、曲がり方がゆるやかです。ひづめの縁は硬く中央は柔らかいため、岩場をとらえやすくなっています。
スイス・ティチーノ州では、1992年から2018年まで、毎年9月に捕獲された1歳半ほどのシャモア5,635頭の体重が記録されました。調査期間中、若い個体の平均体重は約3キロ減り、5〜7月の気温は1.7度上がっていました。長期の記録が、山の季節と成長の結びつきを示しています。年ごとの値を調整して比べても、誕生から授乳初期の気温と若い個体の体重との強い関係が示されました。
体重と最も強く関係していたのは、誕生から授乳初期にあたる5月9日〜7月2日の気温でした。研究者は年ごとの変化も比べ、単に両方が時とともに動いただけではない結果を示しています。シャモアの子ども時代は、春の山の環境と重なりながら体の成長が進む時期です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
スイス・ティチーノ州のアルプスでは、1992〜2018年に捕獲された当歳翌年のシャモア5,635頭を調べた研究で、体重の低下と春から初夏の気温上昇が報告されました。出生から授乳初期の環境が成長に関わる重要な時期として示されています。