ハシブトオオイシチドリは、太いくちばしで浜辺や河口を歩き回る大型のシギチドリ類です。
灰褐色のがっしりした体に、黄色い基部の太いくちばし、白黒の顔、黄色い目があります。
ハシブトオオイシチドリはオーストラリア北部などの海岸にすみ、干潟や砂州でカニやほかの海の小動物を探します。主に夜明け、夕暮れ、夜間に活動し、単独かつがいで見られます。ニューサウスウェールズ州では、砂や礫に浅いくぼみを作り、高潮線より陸側に巣を置きます。一度に産む卵は通常一個で、繁殖に失敗した後に産み直すこともあります。
ふ化したひなは両親に守られ、独り立ちまで7~12か月かかります。同州の評価では本種は最も深刻な絶滅危惧区分に指定され、海岸開発、人や車の巣への接近、高潮や嵐による水没などが脅威に挙げられています。卵は十月から三月に確認されています。長く続く親子の世話が、海岸での繁殖を支えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ニューサウスウェールズ州の評価では、ハシブトオオイシチドリは「Critically Endangered」とされています。砂や礫の巣は高潮や嵐で水没することがあり、人や車による繁殖地の disturbance も脅威です。