中央アジアの山岳地帯にすむヤギの仲間で、オスとメスとも角がありますが、オスの角は特に長く大きくなります。
メスの角は比較的小さく後ろへ曲がり、オスの角は大きく曲がって伸びます。オスのあごひげも長く伸びます。
中国・天山山脈のシベリアアイベックスを対象にした生息地モデルでは、地形の険しさと標高がオスとメスの分布を左右する主な要因でした。メスは標高の幅が広い場所を利用し、険しい地形や川の近くとの結び付きが強く表れました。
モデルで推定された適地の重なりは35.12%でした。推定面積はメスが14.21平方キロメートル、オスが26.17平方キロメートルで、同じ山域でも適した場所の広さに性差が表れました。研究者は、暑さや吸血昆虫を避けることが、オスが高い斜面を使う理由の一つかもしれないと論じています。 メスは険しい場所で子と身を守りながら、栄養価の高い新芽を探して標高の広い範囲を使うと考えられました。 これは生息地モデルによる推定です。
IUCNレッドリスト · 準絶滅危惧(NT) · 世界
2020年公表のIUCN世界評価では、シベリアアイベックスはNear Threatened (NT)です。評価日は2020-01-04です。