シワハイルカは、熱帯から暖かい温帯の深い外洋に広く暮らすイルカです。長い口先と大きなひれが目立ち、魚やイカを食べます。
額から長い口先へなだらかにつながり、背びれと胸びれが大きいです。体は濃い灰色で、のどと唇は白っぽいです。
シワハイルカは、2025年3月23日にエクアドル本土の沖で確認されました。研究者はバホ・コペから西へ約12キロ、深さ500メートルを超える海域で、およそ30頭の群れを観察しました。この論文は、エクアドル本土沿岸の海域で本種を確認した最初の記録を報告しています。
研究者は、背中の細い黒い線、頭の形、長い白っぽい口先、高い背びれを手がかりに種を見分けました。位置は南緯1度46分、西経81度10分と記録されました。観察は34分間続き、群れにはすべての年齢や性別の個体と小さな子どももいました。群れは北へ進みながら泳いでいました。論文は、東太平洋に広く分布する種でも、赤道より南やガラパゴス諸島周辺の記録は少ないとしています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
論文は、エクアドル沿岸沖の外洋を季節を変えて調べ、海の哺乳類の記録を増やすことを提案しています。沖合での観察を続けると、どの海域や季節にシワハイルカが現れるかを捉えやすくなります。