細長いくちばしを持ち、水面から跳んで体を回転させるイルカです。
体はほっそりしていて、胸びれも細く後ろへ曲がっています。
ハワイ島のハシナガイルカには、夜は沖で採餌し、日中は静かな湾へ戻って休む日周の行動があります。Tyneらは船上と陸上から群れを追う観察を組み合わせ、湾内外のデータを使った三つのモデルで、休息場所の特徴を調べました。湾の外では休息が起きにくく、湾内では日中を通して休み、午前十時から午後二時に観察の山がありました。海底の底質も、休息が見られる場所を予測する要素でした。
湾は背景の景色ではなく、イルカが休む行動を支える環境の一部と考えられます。研究者は重要な休息時間に人の活動を抑える管理を提案しました。この結果はハワイ島沿岸の観察に基づき、どの島の群れにも同じ時間帯や場所選びが当てはまると示したものではありません。
IUCNレッドリスト · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体(種レベル)
IUCNの2018年世界評価では、ハシナガイルカは低懸念(LC)です。評価日は2018年2月20日、世界全体の個体数推移は不明です。同じ評価では、広い分布域と、全分布域で脅威が大きいことを示す証拠がない点が世界区分の理由に挙げられています。東部ハシナガイルカ(Stenella longirostris orientalis)は2012年の別評価で危急(VU)とされました。種全体と亜種の評価は対象範囲が異なります。