北アメリカの公園や芝生、森林などで見られるツグミの仲間です。地面でミミズを探し、秋や冬には果実もよく食べます。
背中は灰褐色で、腹側は暖かみのある橙色です。メスはオスより頭の色が淡く、背中との色の差も小さくなります。
米国の3地域で繁殖期に捕獲したアメリカコマツグミ7羽にGPSタグを付け、2017年から翌春まで動きを追った研究では、渡りの距離に地域差が見られました。アラスカ州デナリで捕獲したオス4羽は、9月半ばにカナダ西部を通り、10月初めには北米大平原北部へ進みました。冬の記録はテキサス、ネブラスカ、オクラホマ、モンタナに分かれ、捕獲地点から最も遠い記録は4,508キロでした。
マサチューセッツ州アマーストのメス1羽は11月までとどまり、その後サウスカロライナ州へ移動して冬を過ごしました。ワシントンD.C.で捕獲された2羽は、年間を通して捕獲地点から6キロ以内で確認されました。7羽の追跡記録には、遠くへ渡る個体と近くにとどまる個体の両方が示されています。
IUCNレッドリスト(BirdLife Internationalによる評価) · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
BirdLife Internationalの2021年の世界評価では、アメリカコマツグミは低懸念(LC)で、数は安定とされました。評価日は2020年11月11日です。