目の上の太い白線が目立つオスがいる小型のカモです。水面近くで虫をとり、英国では少数が繁殖します。
オスには目の上を通る太い白線があり、飛ぶと翼の前側に淡い青色が見えます。
シマアジが春の渡りで立ち寄る南フランスのカマルグには、滞在中の体重がほとんど増えない例があります。足に標識を付けて再び捕まえた鳥の体重を比べると、平均の増加は一日1グラムを下回っていました。
材料になったのは、トゥール・デュ・ヴァラで捕まえられたオス316羽とメス56羽です。オスは1954~1966年、メスは1957~1963年の記録で、同じ春に最初に捕まえた時と、最後に捕まえた時の体重が比較されました。平均の増加量はオスで一日0.27グラム、メスで0.68グラムでした。
その小さな平均値の内側には、重くなった鳥と軽くなった鳥の両方が含まれていました。カマルグでの短い立ち寄りは、長旅の後に休む時間にもなっていると考えられています。春の水辺を通るシマアジは、体重を大きく増やさずに過ごすことがあります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
春にシマアジが立ち寄る水辺では、食べ物に加えて、静かで安全に過ごせる場所を保つことが保全上の課題です。カマルグでの体重変化を調べた原著は、渡りの中継地を管理する際に、食べ物を得る機会と同じくらい、静けさと安全を重視するよう提案しています。長距離を渡る鳥を支えるには、途中で落ち着いて過ごせる湿地を残すことも求められています。