赤褐色の胸と腹、青い顔の皮膚が目立つ大型の鳥です。ペルーの山地林では木の中ほどや林床で餌を探します。
成鳥はオリーブ褐色の体に淡い斑点があり、胸と腹は赤褐色です。目のまわりを含む顔の皮膚は鮮やかな青色で、脚は赤色です。
カマバネシャクケイは、南アメリカの山地に広く暮らす鳥です。エクアドルにいる亜種では、かえったひなの綿羽は主に黒く、背中に二本の栗色のしまがあります。大きな成鳥とは違う、幼い時期の姿です。2026年の報告は、こうしたひなの特徴と、卵を温める期間を紹介しました。
調べられたのは、2020年五月にエクアドルで観察された一つの巣です。卵を温める期間は二十九日でした。巣は中央にくぼみのある台のような形で、報告に集められた卵のある巣では、卵は二個ずつでした。野外で巣を見続けることで、ひながかえるまでの時間が具体的に分かりました。
研究者たちは、過去の文献と鳥の観察記録も調べ、巣やひな、巣立ち後の若鳥に関する八件の記録をまとめました。多くは五月と六月に集まり、エクアドル北部で雨季から乾季へ移る時期との関係が示唆されました。巣を詳しく調べた記録と、各地の観察が合わさり、山の鳥の子育ての季節が見えてきています。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLifeの世界評価は低懸念です。エクアドルの繁殖調査は、巣の形、卵を温める期間、ひなの姿と季節の記録を増やしました。生息地を守る取り組みでは、こうした子育ての場所や時期を知ることが基礎になります。