アルゼンチンとチリの温帯雨林にすむ小型のシカです。下草の中に食べ物や休み場所へ続く道を作ります。
オスには短い角があり、後ろ向きに伸びて低い枝に引っかかりにくい形です。
チリ南部のチロエ島では、森を再生する区画に植えた苗木をプーズーが食べているか、三つの実験区で調べられました。食べられた苗木の割合は樹種や場所によって9.3%から84.0%まで幅があり、同じ島でも植生の状態により食痕の残り方が異なりました。
焼けた森の区画では、低木を取り除いた場所の苗木で食べ跡が多く、ある樹種では低木を残した区画の68.9%に対して84.0%でした。荒れた常緑林でも、森の劣化が大きく光が差し込む区画ほど苗木の食害が増える傾向がありました。プーズーの採食は、再生中の森の苗木と周囲の植生の関係に影響します。プーズーは開けた場所で採食する傾向が知られ、樹冠や低木の少ない場所で苗木を食べる割合が高くなるという予想とも合っていました。
IUCNレッドリスト · 準絶滅危惧(NT) · 世界
2016年公表のIUCN世界評価では、プーズーはNear Threatened (NT)です。評価日は2016-01-25です。