アフリカの草原にすむ、大きな耳のイヌの仲間です。黄褐色の体に、黒い顔の模様や足先が目立ちます。
喉や腹は淡い色で、耳の外側や尾の先は黒くなっています。足は比較的短めです。
オオミミギツネは、大きな耳で地面近くの小さな音を拾い、シロアリなどの昆虫を探します。鼻を地面へ近づけてゆっくり歩き、餌のいる場所が分かると掘ったり跳びかかったりします。耳は周りの音を聞くとともに、血管を通じて体の熱を逃がすことにも役立ちます。
家族は、いくつもの入口や通路のある巣穴を使います。自分で掘るほか、別の動物が使わなくなった穴を広げることもあります。子どもが小さい間、母親は乳を与えるために食べ物を探し、父親は巣で子を見守り、毛づくろいや遊びなどの世話を多く担います。
育った子は、親とともに餌を探す経験を重ねます。家族は声だけでなく、耳や尾の動きでもやり取りし、遊びや毛づくろいでつながりを保ちます。生息地の変化や、毛皮などを目的とする捕獲が脅威です。草地での昆虫探しと、家族の巣穴の両方が、その暮らしを支えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
生息地の減少や劣化、毛皮やペットを目的とする捕獲などが脅威です。保護区にも生息し、農地や村の近くで暮らす地域もあります。