水辺を歩き回り、尾を上下に振る姿が目立つ小型のシギです。
背は茶色く、腹は白色です。飛ぶと翼の白い帯が目立ちます。
ポーランドのヴィスワ川で繁殖するイソシギは、定期的に増水する河原の高い場所に巣を作ります。つがいの約七割は、巣が水につかる確率を二割以下に抑えられる高さを選びました。巣の高さは川の水位の動きと結びついていました。調査地はヴィスワ川の自然に近い河床です。
低い場所の巣では、増水によって繁殖成功が最大92%下がりました。繁殖期の後半は洪水の危険が弱まりましたが、鳥は引き続き高い場所を選びました。2014年と2015年に見つかった43巣では、産卵開始が4月25日から6月18日まで広がり、失敗後に再び産卵するつがいもいました。早い産卵が水没リスクに及ぼす影響より、巣の高さの影響が大きいと報告されています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ヴィスワ川では、高い河原の巣ほど増水で水没しにくく、低い巣では繁殖成功が大きく下がります。自然な高低差のある河原は、イソシギが増水を避けて巣を作る場所になります。