中米の開けた草地や林にすむウズラの仲間です。背の黒い斑点や白い眉が目立ちます。腹や胸の色には亜種ごとの差があり、メスはオスより地味です。
背は茶色で後頭に黒い斑点があり、白い眉と目を通る暗色線、短い冠羽があります。腹の斑や胸の色には亜種差があり、メスはオスより色が淡く、眉は黄褐色です。
ノドジロコリンは、中米に暮らす地上性の鳥です。コスタリカのヘレディア県では、日陰を作る木のあるコーヒー畑と牧草地が隣り合う場所にすんでいました。繁殖の時期にはオスが場所を守り、メスを引きつける歌を響かせます。
ゲツェマニの約三十ヘクタールで、2003年から2007年まで三月の雨と歌い始めの日が調べられました。五年間の繁殖期の始まりは、乾季から雨季へ移る時期と重なっていました。最初の歌が聞かれるまでの三月の積算雨量は年によって違い、約十四ミリから六十九ミリ、平均では約三十四ミリでした。
2005年と2006年には、縄張りをもつオスが計三十羽記録されました。オスが歌いながら場所を守る期間は一週間から九週間と幅があり、つがいは三月から八月に見られました。ひなを連れた六組は、六月と七月に三組ずつ確認されています。雨、草が伸びる土地、オスの歌やひなの姿が、地域の繁殖の季節を彩っていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ヘレディアの研究で繁殖期の縄張りが見つかったのは牧草地で、周囲には生け垣で区切られたコーヒー畑もありました。地域でこの鳥の暮らしを保つには、使われる牧草地と周辺の植物を残し、雨季に巣を置ける草のまとまりを確保することが役立ちます。