コリンウズラは、北米東部や南部の草地や林縁にすむ地上性の鳥です。草の茂みに隠れ、群れで行動します。
東部型の成鳥オスは、白い眉線と黒白の顔模様、赤褐色の喉が目立ちます。見た目は地域や亜種によって異なります。
コリンウズラは、秋から冬には群れで夜を過ごしますが、繁殖期には一羽で休むこともあります。春や夏の地面の茂みは、巣や食べ物を探す場所に加えて、夜の寝場所にもなります。オスとメスが一緒に休むこともあり、夜の過ごし方は季節や相手によって変わります。
米国ミシシッピ州の農場では、2021〜22年の四〜八月に、野生の鳥に発信機を付けて寝場所が調べられました。卵を温めている鳥や、ひなを連れた鳥を除き、三十四羽について、合わせて三百二十二か所の寝場所の植物が記録されました。
周囲の利用できる場所と比べると、背の高い植物があり、土のむき出しの部分が少ない場所ほど、寝場所に選ばれやすくなっていました。落ち葉などの枯れた植物が地面を覆う量にも関係が見られました。同じ農場の中でも、夜に体を休める場所は、地面の覆われ方によって違っていました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
研究者は、巣やひなの採食場所だけでなく、春夏の寝場所にも目を向けた保全を提案しています。植物の高さや地面の覆われ方が異なる場所を残し、季節や成長段階に応じた場所を確保する考え方です。寝場所の選び方と生存の関係を調べることも課題としています。