ヒメチドリは、アフリカの海岸や内陸の砂地・泥地を歩き、小さな獲物を探すチドリです。
頭頂は砂色を交えた褐色で、頭の白い部分と首の横の黒い線が目立ちます。背や体は砂色がかった褐色で、羽の黒っぽい縁によりまだらに見えます。
南西マダガスカルの乾燥地では、ヒメチドリを含む3種のチドリ類が同じ地域で繁殖します。研究者は2009年から2020年まで、3種合わせて2,077巣を調べました。そのうち1,185巣はヒメチドリのものでした。論文では、柔軟な繁殖を行い、1羽で子育てをする種として紹介されています。この種の抱卵期間は約26日です。
ヒメチドリの巣の生存は、卵の数、巣ができてからの日数、年によって異なりました。1日の巣の生存率は0.950と推定され、エルニーニョやラニーニャの指標を含むモデルも検討されましたが、気候の効果は統計的に明確ではありませんでした。長期の記録から、繁殖の成績と巣の段階が結び付く様子が示されました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
南西マダガスカルの調査では、ヒメチドリの繁殖期全体の巣の成功率は0.161±0.056と推定されました。1日の巣の生存率は0.950±0.002で、巣の生存には卵の数や巣の年齢、年ごとの違いが関係していました。