北の岩礁海岸で魚などを捕る海鳥で、季節によって羽色が変わります。
夏羽は黒い体に大きな白い翼斑と赤い脚が目立ちます。冬羽では体の上面が白と黒のまだらになります。
ノルウェーのロースト島とスクリンナ島のハジロウミバトは、繁殖地によって冬の移動距離が異なります。ロースト島の鳥は平均283キロ、最長1,008キロ移動し、スクリンナ島の鳥は平均97キロ、最長118キロにとどまりました。
どちらの群れも冬は小島やケルプの森がある海岸で過ごし、薄明かりの時間にも餌を探していました。ロースト島の鳥はより南の海岸まで移動します。同じ個体は年をまたいでも似た移動先を選ぶ傾向がありました。ロースト島では三羽が一年の大半を繁殖地の近くで過ごし、浅い海や小島の多い海岸、ケルプの森を利用しました。日照が短い12月には、高緯度の海域で越冬する鳥ほど、薄明かりに海へ出る時間が長くなりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
二つの繁殖地の鳥は、冬も小島やケルプの森がある沿岸で過ごしました。ケルプの森は年中利用される環境で、ノルウェーの沿岸に暮らす群れの保全に大切です。