昼は茂みで休み、夜に草を食べに出るワラビーです。
灰褐色の体に白い喉と胸があり、頭から背中の途中まで暗い線が伸びています。
パルマワラビーの繁殖は、火災後の森でも一年の多くの時期に記録されました。ニューサウスウェールズ州北部のニューイングランド高原で、17か所に自動カメラを置き、17か月間続けた調査です。画像から、袋のふくらんだメスや母親のそばを歩く子が確認され、45件の繁殖事例が記録されました。子の成長記録から推定した誕生月は8月を除く毎月に及び、季節別では春が38%、冬が11%でした。
対象地は火災から3〜4年後でしたが、記録された繁殖頻度は飼育下の記録に近いと報告されています。見つけにくい動物も、カメラを長く置くことで繁殖の季節を追えることが示されました。研究者は子の発達について既刊の記録と照らし合わせ、誕生月を推定しています。画像を長く集めたことで、目撃の有無だけでなく子育ての進み方も調べられました。
IUCNレッドリスト · 危急(Vulnerable, VU) · 世界全体(種レベル)
IUCNレッドリスト2025-1の公式変更表では、パルマワラビーの世界評価が準絶滅危惧(NT)から危急(VU)へ変更されています。