沼地の草むらで暮らす、水辺に適応したウシの仲間です。
ひづめが長く、大きく開きます。やわらかい沼地を歩くのに役立つ足で、オスにはねじれた角があります。
シタツンガは、湿地の草や水辺の植物を食べるウシの仲間です。ウガンダ中部のマヤンジャ川湿地で、食べ物と利用する場所を調べるため、自然の湿地、湿地とサバンナの境目、農地になった区画が比べられました。各区画に10キロの調査路を設け、沿道の34か所で植物を調べています。シタツンガが食べる植物は39種類。草、草本、カヤツリグサの仲間、つる植物、低木、水草など、姿の異なる植物が食べ物に含まれていました。パピルスとイネ科の草2種で、食べ物全体の58%を占めました。
調査路で見つかったシタツンガの痕跡や目撃は、農地の区画で、自然の湿地や湿地とサバンナの境目より少なく記録されました。研究では、農地化で湿地が変わると、シタツンガが使う場所や食べ物が限られることが示されました。
IUCN Red List (IUCN SSC Antelope Specialist Group) · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
IUCNの現行レッドリストでは、シタツンガは世界全体で低懸念(LC)に分類されています。2024年に発表されたウガンダ中部の湿地調査では、農地化した区画で痕跡や目撃が少なく、研究者は湿地への農地の広がりを保全上の課題として挙げています。