ケナガワラルーは、オーストラリア本土の岩場や山地、開けた林にすむカンガルーの仲間です。
毛色は淡い褐色から黒まで幅があり、すねから足先は黒く、体の毛は長めです。
ケナガワラルー(ユーロ)は、岩がちな丘陵や急な斜面、石の多い高まりを好み、草を主食にします。北部準州の2008年評価は、赤カンガルーより栄養の少ない植物からも必要なたんぱく質を得やすいと記しました。乾燥地の岩山は、餌が乏しい時期にも暮らしを支える環境です。
移動は赤カンガルーより少なく、若い個体、とくにオスの分散が中心です。干ばつのさなかには、嵐の後に草が伸びた場所へ短期間移ることもあります。2008年の準州評価では、好む岩山の生息地は保護区網によく含まれる一方、岩場の個体は固定翼機の広域調査で見つけにくいと述べられています。食べる草の種類や部分は赤カンガルーと異なり、ふだん採食場所の重なりは小さく、干ばつ時には重なることがあります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
北部準州政府の2008年評価では、ケナガワラルーが好む岩の多い丘陵や斜面は、準州内の保護区網によく含まれると記されています。岩場は広域の固定翼機調査では見つけにくく、地形に合った継続的な把握が生息地を守る手がかりになります。