ボルネオ島ではテンバダウとも呼ばれる野生牛です。姿は成長段階とオスとメスで異なります。
成長したオスは黒色か黒に近く、成長したメスと若いオスは赤褐色です。オスとメスとも尻に白い部分があり、脚の下部は白い靴下のように見えます。
ジャワ島西端のウジュン・クロン国立公園では、チケウシクとチタダハンの二地点で行われた調査で、バンテンとジャワサイの水・餌・隠れ場所の利用が比べられました。この二種は同じ場所に暮らす大きな草食動物で、一部の植物を好み、身を隠す場所の選び方にも重なりがあります。新鮮な水を毎日必要とする点も共通し、食物と水の両方で利用が重なる動物として記録されています。
研究は、自然資源が乏しい乾季には、共通の餌や水を通じて間接的な利用型競争が起こりうると報告しました。著者らは資源不足の時期には、バンテンがジャワサイにとって脅威となる可能性も示しています。利用型競争では、一方が共有資源を消費すると、もう一方に残る資源が減ります。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
ウジュン・クロン国立公園の二地点に関する研究は、バンテンとジャワサイが好む植物や新鮮な水場の重なりを報告し、乾季の資源不足では間接的な競争が生じる可能性を示しました。共用する水や採食場所を把握することは、両種の生息地管理を考える地域情報になります。現行の世界的な保全区分、評価日、動向は今回確認できていません。