カスピカイアザラシはカスピ海だけにすむアザラシです。生まれたばかりの子は白い毛におおわれ、北部の冬の氷上で生まれることが多いです。
生まれたばかりの子は長い白い毛でおおわれます。大人は毛が生え変わった後、灰色の斑点が目立ちます。見た目は成長段階と毛の生え変わりで変わります。
カスピカイアザラシは、北カスピ海の島々を換毛期や冬の前に上陸する場所として使います。カザフスタン北東部で1995〜2023年の海岸線と島の面積を調べた研究では、島の面積が期間中に約15.76分の1まで縮小しました。海面や地形が変わると、休む場所の位置も同じ場所にとどまらないことが見えてきます。
航空調査では、2023年秋の上陸場所は過去の調査時より平均約10.5キロ西へ移り、チュレニー諸島付近にも記録があり、そこは過去の調査範囲から約179.5キロ南西でした。これは調査時の上陸場所の分布で、海全体の個体数を数えた結果ではありません。変化する海岸に合わせ、過去の地点だけでなく新しい島や浅瀬も調べ続けることが大切です。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
カザフスタン北東部の調査では、1995〜2023年に島の面積が15.76分の1へ減り、2023年秋には上陸場所の移動とチュレニー諸島付近の利用が記録されました。固定した島だけを見守ると、変化後の集まりを見逃すおそれがあります。著者らの調査も季節的な上陸の航空観察であり、海全体の個体数を推定していません。海岸線の変化に合わせた継続調査が必要ですが、世界全体の傾向や正式区分はこの研究から判断できません。