草原やまばらな林で暮らす、大きな体のウシの仲間です。
のどから首の下に皮膚のたるみがあり、オスにもメスにもねじれた角があります。オスはメスより大きくなります。
エランドの個体数は、雨と人の管理が重なると大きく動きます。南アフリカ西部のS.A. Lombard自然保護区では、1950〜1951年に4頭から始まり、間引きや移送で約35頭に保たれていました。1976〜1977年の大雨では洪水が起き、間引きや移送が一時止まりました。洪水後に植物が増えたことも重なり、個体数は1981年に81頭まで増えました。
その後、洪水の影響が薄れて草が減ると、冬に食べる木の葉では増えた群れを支えきれなかったと研究者は考えました。3年間で66頭が死に、この保護区が支えられる数は30〜40頭ほどと推定されています。1951〜1985年の224頭の誕生記録では、子は一年中生まれますが、10〜12月に多く、11月が最多でした。
IUCN Red List (IUCN SSC Antelope Specialist Group) · 低懸念(Least Concern, LC) · 世界全体
IUCN SSCアンテロープ専門家グループの現行掲載表では、エランドは世界全体で低懸念(LC)です(2026年10月23日確認)。掲載表に評価年や世界全体の個体数傾向はありません。南アフリカ・エスワティニ・レソトの2025年地域評価でも低懸念で、地域内は増加傾向とされています。ただし、個体数推定は主に2016年の情報に基づき、地域内の一部では減少も記録されています。