チャミミシャコは、西アフリカの森林縁や再生林、川沿いの茂みを利用する地上性の鳥です。栗色の体に細かな模様があります。
くちばしは橙色で根元が黒く、胸や脇の羽には明るい縁と暗い中心があります。オスの脚には1〜2本の拍車があります。
チャミミシャコは、西アフリカの森林地域にすむ鳥です。地面の浅いくぼみに、枯れ葉や小枝を使って巣をつくります。ひなには、こげ茶色の体と、目の上から首の後ろへ続く明るい線があります。枯れ葉が重なる地面は、巣の材料がある場所であり、ひなの姿が周りに溶け込む場所にもなります。
2017年一月十一日、ナイジェリアのイバダンにある国際熱帯農業研究所の敷地で、四つの卵が入った巣が見つかりました。巣は、木の根元の張り出した部分の近くにありました。周囲の植物から落ちた葉や小枝が使われ、淡い黄褐色の卵には薄茶色の汚れが付いていました。植えられた木々のある場所にも、繁殖の場がありました。
一月十八日には、四つの卵すべてからひながかえり、ひなたちはすぐに巣を離れました。落ち葉や小枝が重なる中で、写真に収まったひなは一羽だけでした。この記録は、2018年の論文で、ナイジェリアで初めて文書に残された繁殖例として紹介されています。木の根元にあった小さな巣が、この国での子育てを伝える記録になりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
イバダンの研究所の敷地では、周辺の都市化が保全上の課題として挙げられています。巣が見つかった場所では、樹木園を再生し、外来の木を在来の木へ置き換える取り組みが進められていました。木々と地面の枯れ葉がある環境で実際に繁殖が確かめられた記録は、この地域の生息場所を把握する資料です。