西アフリカに広く分布し、モロッコ西部にも離れた分布地があります。草や低木のある場所で見られるキジ類です。
ヤマウズラほどの大きさで、白い眉模様と赤褐色の頭頂が目立ちます。オスには脚の蹴爪が二つあります。
フタツケズメシャコは、植物の食べ物と虫の両方を食べる鳥です。野生の植物の種子を食べる一方で、畑の穀物やいも類も利用します。木や草のある場所と、人が作物を育てる場所が、食卓としてつながっています。地面で得られるいろいろな食べ物が、この鳥の暮らしを支えています。
2020年に発表されたナイジェリアのエキティ州の研究では、猟師を通じて集めた百五十羽が調べられました。食べ物を一時的にためる部分や、食べ物をすりつぶす胃の中身から、何を食べたかを確かめています。オス六十九羽とメス八十一羽に残った食べ物には、栽培された植物と、野生の植物の両方が含まれていました。
見つかった植物には、キャッサバなどのいも類、トウモロコシやイネの種子がありました。野生の木や草の種子に加え、アリやシロアリ、甲虫なども含まれていました。植物の食べ物が大きな部分を占めながら、小さな虫も食事に加わっています。体に残る食べ物は、鳥と畑や周囲の自然との関わりを具体的に伝えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
IUCNの2016年の評価は、保護区外の過度な狩猟を減少の要因に挙げています。ナイジェリアの食性研究でも、食用として捕らえられる鳥が対象となりました。畑の食べ物も利用する鳥では、周囲の自然環境とともに、人との関わりや捕獲の状況を把握することが保全に関わります。