アマゾン川の南にあるブラジル北東部の低地に分布するシャクケイの仲間です。薄い眉のような線と、尾の外側の赤褐色が見分ける手がかりです。
体長は約42cm。眉にあたる明るい線があり、尾の外側の羽は赤褐色、中央の羽は褐色がかったオリーブ色です。
アマゾンヒメシャクケイは、ブラジルのアマゾン川より南に分布する鳥です。森のふちや、一度切られた後に育った林などを利用します。マラニャン州では、季節によって葉を落とす森にも姿が記録されました。ひと続きの深い森だけでなく、異なる木々や明るさのある場所が、この鳥の暮らしの舞台です。
ブラジルのゴエルジ博物館には、トカンティンス川の西側で採集された二つの標本があります。一つは1978年10月、もう一つは1984年6月のものです。2006年の報告で研究者は、これらの記録が、以前によく記されていた分布の西の境界よりも先で、この鳥が暮らしていたことを伝えると述べています。
ところが、二つの採集地点は、ツクルイ水力発電所のためにできた湖の水の下へ沈みました。鳥の姿を残した標本には、今は訪れることのできない陸地の記録も重なっています。小さな鳥の資料が、川沿いの土地と生息地が変わった歴史を伝えています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
2006年の保全報告は、伐採、採鉱、牧場や大豆畑の拡大、木炭を作るための木の採取に伴う生息地の減少と分断、狩猟を課題に挙げています。保護区や先住民の土地に残る森林を守ることと、分布の端で調査を進めることが提案されました。