ムナグロウズラは草地や農地で暮らす小型のウズラです。オスの顔や喉には黒い模様があり、雨季と繁殖や移動が結びつきます。
オスの顔や喉には黒い筋や斑が見られます。メスはオスほど黒い模様が目立ちません。
ムナグロウズラは、草に隠れながら田畑で暮らします。タイ北東部では、高さ約二十センチのイネの刈り株が残る乾いた田んぼと、低木や作物のある場所が入り交じる土地を使います。夕方遅くには、乾いた田んぼに出て食べ物を探すことがあります。
一九八七年二月、観察者はナコーンラーチャシーマ県の乾いた田んぼで、二つの短い音を繰り返す声に気づきました。翌朝には録音も得ています。一九八九年四月の再訪では、元の場所から約一キロ離れた場所で再び声を聞き、夕方に数羽の姿をはっきり確かめました。
姿を見たオスには、黒いのどと胸があり、鳴いている一羽も観察できました。六羽の群れや二組のつがいが見られ、約二十五ヘクタールの範囲では少なくとも十四羽を数えています。声を録音した時から、姿と鳴く様子の両方を確かめるまで。小さなウズラが、タイ北東部の農地で暮らす記録が積み重なりました。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
インドのマハラシュトラ州を対象とする二〇二三年の資料では、ムナグロウズラの保全優先度は中程度です。長期的な傾向は情報不足、最近の年ごとの傾向も判定がつかないとされています。草地や農地の植生を残すとともに、生息する場所と季節を継続して記録し、地域ごとの変化を確かめることが課題です。