トリニダードナキシャクケイは、現地でパウィと呼ばれる大型の森林の鳥です。
羽は黒褐色で、光の具合によって紫色がかって見えます。白い縁取りのある冠羽と翼の白い斑が目立ち、顔の裸出部と肉垂は青色、脚は赤色です。
ナキシャクケイは、カリブ海のトリニダード島にだけ自然分布する鳥で、地元ではパウィと呼ばれます。白い斑のある黒っぽい羽を持ち、森林の上の枝で果実などを食べます。多くの小川がある山地の森林を利用し、木々の高い場所が、食事を探す大切な舞台になっています。
地元の自然愛好家団体が2019年にまとめた観察記録には、道沿いの低い樹冠で三羽に出会った場面があります。そのうち一羽は木の若い葉を食べていました。果実を食べる印象の強い鳥の食事に、葉も含まれることを示す身近な記録です。森の枝の上には、季節ごとにさまざまな食べ物が現れます。
この鳥には、違法な狩猟や、伐採と農地への転換による生息地の減少が脅威です。政府の保全資料では、グランド・リビエール周辺で鳥を観察する観光が、地域の収入と保全への参加につながる例も紹介されています。島の森と鳥を残す仕事には、近くに暮らす人たちとの関係も含まれています。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
違法な狩猟や、伐採・農地への転換による森林の減少が脅威です。森林の保護、生息状況の調査、地域への普及活動などが行われてきました。島に残る森林と、地域の保全への参加が重要です。