シロボシウズラは、アンデス山地の湿った林や林の上端にすむ、地上性のウズラです。警戒心が強く、地面で餌を探します。
茶色い体に白や黒の斑点があり、赤褐色の冠羽と、目を通る黒い線があります。
シロボシウズラは、ペルー南東部からボリビア北部の山の森に暮らす鳥です。赤茶色の頭の羽と、胸に並ぶ白いひし形の模様があります。遠く北のコロンビアやベネズエラにすむクロビタイウズラにも、赤茶色の頭や、胸の白い模様が見られます。離れた土地に、姿の一部がよく似た鳥が暮らしています。
2022年に発表された研究は、たくさんのDNAの場所を比べて、アメリカのウズラの仲間のつながりを調べました。その結果、シロボシウズラとクロビタイウズラが、互いに近い枝を分け合う関係に置かれました。以前は羽の色をもとに別々の集まりに分けられていた二種が、遺伝情報では近い関係を示したのです。
シロボシウズラからは、ペルーのプーノで得られた資料と、ボリビアのコチャバンバで1956年に集められた標本が使われました。古くから残された鳥の資料も、山々に離れて暮らす仲間のつながりを探る手がかりになっています。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLifeに掲載された2024年の世界評価は低懸念です。森林への依存が強い種として扱われ、森林の減少と狩猟の影響を合わせた、緩やかな減少が推定されています。山の湿った森林を保ち、地域ごとの生息状況や狩猟の影響を把握することが保全につながります。