湿った森林の地面を歩いて餌を探すウズラです。白いのどと黒っぽい胸が目印ですが、羽の模様には個体差があります。
背は濃い茶色で細かな黒い斑点があり、のどは白く、胸や脇は黒っぽく見えます。
ノドジロウズラは、コスタリカの湿った山の森で、小さな群れをつくって暮らします。仲間は一緒に食べ物を探し、その間は小さな声を出します。夜が近づくと低い枝へ上がり、ねぐらも共にします。森の地面を歩く生活には、仲間とのまとまりがあります。
モンテベルデで2000年から2002年に行われた調査では、数を確かめられた群れの成鳥は平均四羽でした。目印を付けた鳥との再会や、同じ場所での観察から、群れが翌年まで続くことも確かめられました。つがいだけでなく、複数の成鳥が同じ場所を使い続けていたのです。
この地域では、広く続く森に加え、小さく残った森や防風林にも群れがいました。残った森の間には、木のある谷や川沿いの林が伸びていました。群れがいた小さな森には、地面近くに茂った植物と、周囲の森へ続く木々が残っていました。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLifeの世界評価は低懸念で、個体数は減少傾向とされています。森林の破壊と過度な狩猟が脅威です。モンテベルデの研究では、森の間を結ぶ木々が残り、調査した小さな森や防風林は柵で家畜から守られていました。地面近くの茂みを保ち、残る森を木々でつなぐことが、生息地を考えるうえで重要です。