ミミグロウズラはホンジュラスからパナマ東部の湿った森林にすむ、見つけにくいウズラの仲間です。
全長は約23〜25cmです。元資料の9〜10インチをおおよそのcmに換算しました。
ミミグロウズラは、中米の森に暮らす鳥です。ニカラグアのサスラヤ国立公園では、姿と録音によって生息が確かめられ、その土地に一年を通じて暮らす鳥として記録されました。中米には地域ごとに分かれた仲間がいて、その違いとつながりは、古い標本にも残されています。
2022年のDNA研究では、ホンジュラスのオランチョで1963年に集められた亜種と、パナマのボカス・デル・トロで1966年に集められた亜種が使われました。二つの地域の資料を、チャミミウズラの二亜種とともに比べると、南から北への地理的な並びに対応するつながりが見られました。
詳しい分析では、ミミグロウズラとチャミミウズラが、それぞれ独立した一まとまりになる形には分かれませんでした。著者たちは、二種を一種にまとめる考えを支持する結果だとしています。中米から南米へ続く鳥たちの系統には、現在の二つの名前をまたぐ、深いつながりが見えていました。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 準絶滅危惧(NT) · 世界
BirdLifeの世界評価は準絶滅危惧です。ニカラグアのサスラヤ国立公園では、声と姿による生息の記録が残されています。地域ごとの生息場所を保ち、同じ場所で継続して鳥を確かめることが、分布と数の変化を把握する手がかりになります。森林に暮らす地域集団を、土地ごとに保つことが大切です。