チャバラウズラはアンデス東斜面の湿った森林にすみ、地面を歩いて家族群で採食します。オスの下面は赤褐色ですが、メスの羽色は地域の亜種によって異なります。
エクアドルの亜種では、成鳥オスの背に細かな黒い波模様があり、顔は黒く、目の上に淡い青灰色の線がのびます。ペルーの基亜種のメスは、下面が灰色で赤褐色は胸上部に限られると記載されています。
チャバラウズラは、アンデスのふもとの森林に暮らす鳥です。エクアドルとコロンビアの国境を流れるチングアル川の周辺では、急な斜面に広がる森から、その声が聞かれました。山の森にすむ仲間どうしでも、声の高さや、音と音の間の取り方に違いがあります。
2011年五月十二日から十八日の間に、標高千三百から千七百メートルで、少なくとも四つの群れの声が確認されました。声は川の両側から聞こえ、コロンビア側で録音された音声が、この国での初めての確かな記録として発表されました。川を挟んだ両側の森に、この鳥の暮らす場所がありました。
録音は、地域にすむ別のウズラの声とも比べられました。ギアナウズラやチャノドウズラより高く、単純な歌で、ひとまとまりの音の間には、はっきりした間がありました。声の似たセグロウズラと比べても、音はより間を置いて出されます。姿の見えにくい森の中で、鳥ごとの声の特徴が記録に残りました。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLifeの世界評価は低懸念です。2011年の報告では、チングアル川流域は、人の手があまり入っていない急斜面の森林として記されています。地域の保全では、国境の両側に広がる森林を保ち、声で確かめられた生息場所を継続して把握することが役立ちます。