クビワウズラはコロンビアの限られた山地林にすみ、主に地面で果実や種子を食べるウズラです。
体長は約25cmです。オスは暗褐色の体に白い斑点があり、顔は黒白の斑、喉の白い帯は黒く縁取られます。メスでは喉の襟の黒白が逆になります。
クビワウズラは、コロンビアだけにすむ山の森の鳥です。実や種、小さな虫などを食べ、オークやクスノキの仲間が茂る湿った森林を使います。木々が再び育った森でも、その姿が記録されています。森林の成長に伴って変わる木の高さや足元の茂みも、この鳥の居場所と関わっています。
2005年四月から六月、カチャルー生物保護区では、若い二次林と、さらに長い時間をかけて育った二次林が比べられました。約十七・三ヘクタールの範囲に三つの群れが見つかり、より育った「エル・エレチャル」の森で、鳥も群れも多く記録されました。再生途中の森林の中でも、使われ方に違いがありました。
鳥のいた場所の特徴として挙げられたのは、地面近くの葉の量、木々の高さ、倒れた木や立ち枯れた木の割合でした。植物の種類だけでなく、森の空間の作られ方にもつながりが見られたのです。育ち直した森の低い葉から高い枝までが、クビワウズラの暮らす環境を形作っていました。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 危急(VU) · 世界
BirdLifeの2018年の世界評価は危急です。森林の減少や伐採、狩猟が、数の減少に関わると考えられています。犬による捕食も脅威に挙げられています。残る山地林を保ち、再び育った森も含めて、生息場所の広がりと質を維持することが重要です。