シロスジシャコはケニア西部・中部の高地に分布し、山地の森林、草地、竹やぶなどを利用します。
赤いくちばしと黄橙色の耳の斑・目の輪が目立ちます。オスの脚には蹴爪があります。
シロスジシャコは、東アフリカの山地に暮らす鳥で、ケニアのアバーデア山地にも分布します。ケニア中部では、木陰でコーヒーを育てる農地でも、この鳥が記録されました。そこではコーヒーの列の間に草が生え、その上には、土地にもともとある種類の木々が日陰を作っていました。
2022年の論文は、2020年二月から四月に、ナイロビ周辺の天然の森林とコーヒー畑で鳥を比べたものです。それぞれ八十地点を三度ずつ訪れた記録の中で、著者たちはシロスジシャコを、コーヒー畑側で見つかった鳥として挙げています。森林と畑では、見つかる鳥の顔ぶれが変わりました。
日陰を作る木には、コルディアの仲間などが使われていました。農地の中にも、高い木、低いコーヒーの木、足元の草という重なりがあります。シロスジシャコの記録は、作物が育つ場所の中にも、鳥が姿を見せる環境が残ることを伝えています。
IUCNレッドリスト(BirdLife掲載) · 低懸念(LC) · 世界
BirdLife掲載の世界評価は低懸念です。生息地のアバーデア山地では、農地の広がり、木の違法な伐採、家畜の放牧による森林の減少や劣化が課題です。天然の森林を保ち、周辺の農地にも木々を残すことが、地域の鳥の生息環境を守るうえで重要です。