アフリカ東部とコンゴ民主共和国に分布するシャコです。首や腹など白っぽい部分に黒い斑点があり、ペアや小さな群れで採食します。
白っぽい喉、首、下面に黒い斑点があります。
メスアカシャコは、アフリカの草地や低い茂み、岩のある場所に暮らす鳥です。同じ種の中にも、住む地域によって違いがあります。南側にすむ仲間では、オスとメスの見た目の違いが大きく現れます。広い分布を持つ鳥の姿には、すむ場所と性別という二つの違いが重なっています。
2019年の論文は、南側の仲間をジョンストニという亜種として整理しています。その名前のもととなった鳥の採集地は、マラウイ南部のゾンバとムランジェの山々でした。一方、以前に南側の仲間へ使われた別の名前は、タンザニア中部の鳥に結び付いています。名前をたどると、鳥が記録された土地の違いが現れます。
この論文では、ミトコンドリアの一つの遺伝子を比べた結果も示されました。南側の亜種と、基準となる亜種との間には、配列の約三・二パーセントの違いがありました。見た目による区別に加え、鳥の体に受け継がれる情報にも地域差があります。羽の姿、遺伝子、土地の記録が、同じ鳥の中にある多様さを結んでいます。
IUCNレッドリスト · 低懸念(LC) · 世界
IUCNの2018年の世界評価では、メスアカシャコは低懸念に区分されています。全体の数の変化は、安定していると推定されています。草地や低い茂み、岩場などが生息環境です。地域ごとの姿や遺伝子の違いは、分布する各地の鳥を把握し、種の中の多様性を捉える資料になります。