論文では、観察されたオスの虹彩は赤みがあり、メスでは褐色でした。
パラグアイ南部で観察されたオスの虹彩は赤みがあり、メスの虹彩は褐色と報告されています。これは、その地域の個体を写真で確認し、性を推定した際の記録です。
クロアシシャクケイは、南アメリカ南部の湿った森林で、さまざまな植物の果実を食べる鳥です。バルセロナ大学の研究者による映像資料にも、ブラジルのインテルヴァレス州立公園周辺の個体が記録されています。森で果実を食べ、種子を運ぶ暮らしは、植物との関わりの中で続いています。
ブラジルのセラ・ド・ジャピで行われた研究では、人が餌を与える管理施設の近くと、そうした餌のない森林で、鳥の動きやふんの中の種子を比べました。餌をもらう場所では鳥が多く見られた一方、移動は少なく、ふんから確認された在来植物の種子の種類も少なくなっていました。
鳥が集まることと、森の中へ多様な種子が運ばれることには、それぞれの環境が関わります。食べ物のある場所が変わると、食事を探して動く範囲も変わります。研究は、人からの餌が鳥の行動と植物との関係に影響することを示しました。果実の実る木と、それを探す鳥の動きを合わせて知ることが、森の保全に役立ちます。
絶滅のおそれの評価は、まだ掲載していません。
人からの餌が、移動や食べる果実、運ばれる種子の種類に影響した地域研究があります。鳥を保全する際には、自然の餌となる植物と森林を残し、鳥の行動や植物との関係も考えることが重要です。